純米吟醸酒がモデル。3つのクローン（ロバート・ヤング、ウェンテ、ハイド）を使い複雑味を生み出し、柔軟かつ厚みのある口当たり、粘りのある酸と心地よい余韻を実現。ライム、洋梨、アプリコットといった果実のアロマにハーブ香が心地よく漂う。

醸造・熟成: 100%全房プレス、100%仏産樽発酵(新樽比率25%)、ワインに複雑さを出すために2/3は培養酵母を使い、1/3は天然酵母を使う。継続して仏産樽で熟成10か月。マロラクティック発酵を完全に終わらせる。

-noria-
ワイン名のノリアはスペイン語で水車の意である。醸造家は中村倫久氏である。UCデービス校で学び、卒業後はナパワインカンパニーでハイジ・バレットなどの高名な醸造家の姿勢や技術に触れて経験を積み、いくつかのワイナリーでアシスタントワインメーカー、そしてワインメーカーとして経験を積んだ。ノリアは日本食に合うワインを目標に、それに適した葡萄と地区の選択を慎重に行った結果、2010年にソノマコーストの高名な栽培農家サンジャコモの葡萄にたどり着き、シャルドネとピノ・ノワールをリリースした。2014ヴィンテージからはソーヴィニヨン・ブランが仲間入りし、新しい畑のピノ・ノワールも加わった。カリフォルニアでアメリカンドリームを実現したワインである。

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